ペルメッソ・ディ・ソッジョルノッォォォッォォォォオ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!①
知り合いのイタリア人から急にメールで
「これを作ってみたい!」
と、添付された写真は餅ときな粉でした。(どこかで買ってきたみたい)
餅の焼き方の説明に四苦八苦し(それくらいの語学力)、しかも味付けはきな粉か渋い(?)なあと思いながら返信しました。
餅の焼き方・煮方・電子レンジ使用パターンがパッケージ裏に書いてあったので、焼き方と煮方だけすごく(恐らく、というかsicuramente(シクラメンテ:間違いなく))変なイタリア語で書いたので…頭をかしげながら今頃Mociを楽しんでいることでしょうははは。
(…煮てないといいなぁ)
ちゃんと
「きな粉は白砂糖と混ぜるんだよ、混ぜないと味ないよ!」
と書きましたが、大丈夫かしら…。
さてさて
イタリアに3カ月滞在となると、必ず話題になるのがこの"permesso dei soggirno(ペルメッソ・ディ・ソッジョルノ)"―滞在許可書です。
検索すればすぐにいろんな情報サイトがヒットします。
体験者?たちのお話もブログなどを通じてすぐに知ることができる。
私もこうして書くことで仲間入りですね!
でも、みんな言ってるんです。
「二度とやるか!!!」
「めっちゃ大変だった…」
今日、私の学校の先生も言ってました。
「朝早く行くのよ」
…そして、私は明日その申請に行きます。…入国管理局"Questura(クエストゥーラ)"へ。
ちょっと今からドキドキなのです。
誰の目に留まるかとも思いませんが、体験談は何かと役に立つでしょうから私も記しておこうと思います。だから、今日のブログはちょっと長めになるかな?
はてなブログさんの投稿機能を駆使してなんとかわかりやすくしてみますね。
- 1.私の場合(滞在期間・滞在目的・滞在開始時期・都市)
- 2.渡航前の準備
- 3.渡航後の申請の流れ(郵便局に行くまで)
- -1.キットを入手する。
- -2.収入印紙を入手する。
- -3.キットを完成させる。
- -4.提出する。
1.私の場合(滞在期間・滞在目的・滞在開始時期・都市)
私の場合…
滞在期間:1年間
滞在目的:お勉強
滞在開始時期:2017年4月
都市:ヴェネツィア
2.渡航前の準備
コピーをとるべきものは全てとっておくととても便利ですよ。
写真も然り(ただし、背景は白。日本のスタンダードは「青」ですから、御注意を)
ヴェネツィア(私は他の都市の事はnon capisco(知りません)。しかもnon sono mai andata(行ったことないです)。)に限って言えば、確かにコピー屋さんはあります。
でも、日本みたいに安くない。ということは、気軽じゃない。結構な量のコピーが必要ですから日本で済ましておく事を強くお勧めします。
もしくは、学校で聞いて見ると案外やってくれたり…ね。
さて、何をコピーするのかというと申請に必要な書類のコピーです。
以下の通り…
- パスポートのコピー(全ページ)
- 海外旅行保険の保険書のコピー
- 語学学校授業料納入済みの領収書のコピー
*パスポートは出国・入国だけはどうしても渡航後でなければできないので、これはイタリアに来てから現地で入手。
それぞれ、2部ずつくらい用意しておくとよいでしょう。
なお、下記に私が特に参照した情報まとめサイトのURLを記しましたが、ここにはクレカのコピーも必要とありますが、私の時は必要なくなっていました。
3.渡航後の申請の流れ(郵便局に行くまで)
さてさて、ヴェネツィアに到着!
さっそく申請の準備をしに郵便局へ行かねばです。
-1.キットを入手する。
規定では到着8日以内にやることになってるけど、必ずしもそういうわけじゃないみたい?違反したからどうだっていう話は、まだ日本人では見つけてないですね…(日本人はそういうこと怖くてできないよね★まして外国外国★★)
"Poste italiane"(郵便局)にキットをもらいに行きましょう。これ↑が目印。
(postaliaとか言っちゃうと思ったらそんなことなかったね…。)
キットは無料!でも、どこでももらえるわけじゃないらしい。
私はローマ広場の郵便局に行きました。
数も無くなったら、次の補充までなし!次の補充がいつかって?さあね~って対応らしいけど、私の手続き開始時期(2017年4月当初)はそんなことはなかったですね。
郵便局の中はちょっと殺伐としてます。ま、日本郵政さんに比べてですからこれが普通です。
場所によっては専用窓口"Amico(アミーコ)"マークなるものがあるところがあるらしいけど、ここにはありません。該当の指示札をとって、番号まで待ちましょう。ちなみにとる札の目的を間違えると初めからやり直しです。
このときは特に何も提示は求められないけど、パスポートは必ず持っていた方が良いでしょうね。何かと便利です。
まだ、イタリアに来て数日でしょうから生?のイタリア人と話すのはドキドキの方もいらっしゃるでしょう(そりゃ5ヶ月経っても変わらない私もいますから)。初めからイタリア語で完璧に伝える必要はありません。拙いイタリア語でも、英語でも、フランス語でもドイツ語でも、スペイン語でも…ドイツ語はムリかな…。
まあ、「ぺるめっそでぃそっじょるのー!」って言えれば後は、淡々とこなしてくれます。淡々と。淡々と。
-2.収入印紙を入手する。
次は"Tabacchi(タバッキ)"に行きましょう。
タバッキは何でも屋さん。コンビニ的な存在ですが、コンビニと違って中に入るとすっごくアットホームな雰囲気(イタリア人限定)が流れてます。一昔前の萬屋さんです。
ここでは収入印紙"Marca da bollo(マルカ・ダ・ボッロ)"を買いましょう。私の時は16ユーロでした。
シールになってて、貼りたくなるかもしれないけど、絶対貼らないでね!!
それは、郵便局のお仕事です。
-3.キットを完成させる。
さてさて、必要なものが揃ったらキットの中にある記入用紙に必要事項を書いて行きましょう。
見本があるととても助かりますよね。
私はこのサイトの方の見本を参考にさせていただきました。とても分かりやすい。
ちなみに、私は慎重には慎重を期して…鉛筆でうすーく自分で書いてから学校の事務のお姉さんに見てもらいました。(彼女はその上からボールペンで全部書いてくれました。ありがとう…)
そうそう、書類も全て完成したら一度自分が所属する予定の組織?の事務方に見てもらうとよいでしょうね。彼らはある意味そういうことによく慣れているはずです。
-4.提出する。
全ての準備が整ったら、再度郵便局へ(私も再度、ローマ広場の郵便局に行きました)。
そして、提出。窓口のおばちゃん(私の場合)が書類の確認をしてくれて、人によるかもしれませんが、抜けている箇所・明らかに間違っている箇所を発見すると指摘して直してくれたりも…。斯くいう私がそうでした…。
パスポートの有効期限を書き間違えていたのを発見してくれて、
「〇〇ジャナイヨ!(日本語しゃべった!)」
と不機嫌そうに言ってくれました…。ありがとう、おばさん…。
さて、書類も完璧となったら収入印紙を渡し、郵送料(30ユーロ)、申請費(110.46ユーロ)を払います。カード決済もできるみたいだったね。私は現金で払いました。
そうすると、3枚の紙をもらいます。
2枚は領収書、1枚は入国管理局からの呼び出し状です。
とっても大切なものですので、なくさないように。
これでとりあえずの手続きは終了。緊張の連続…とりあえずお疲れさまでした自分(振り返る)。
次は呼び出し状に書かれた日まで、待ちます。
私の場合…
5カ月かかりました。
なげぇぇ。
[参照]*すごく助けられました…