Lei è l'itariana...
Ciao!
RITTAです。
昨日のヴェネツィアはすごく変な天気。特に夜は「窓割れちゃう!!!!」ってくらい強い風が吹いてました。ヴェネト州は場所によっては雹(ひょう)も降ったらしくニュースでは夏の異常気象として報道されてます。
でも、こんな日の次の日は空気が澄んで涼しいし、ドロミテがよく見えてすてきです。
もし、ヴェネツィアに訪れたとき、こんな天気に見舞われたたらぜひ次の日カンナレッジョ地区付近に足を運んでみてください。もしくは、"ponte della Costituzione:ポンテ・デッラ・コスティトゥツィオーネ(コスティトゥツィオーネ橋)"―ローマ広場からすぐそこにある大きな橋です―からドロミテ方面を見てみてください。海の街にいるのに、不思議と山に行きたくなりますよ。
さてさて、今日は表題に"Lei è l'itariana...:レイ・エ・リタリアーナ(彼女はイタリア人…)"と記しましたが、これは今一緒に住んでいるドイツ人女性が今日、言った言葉。
なぜそんなことを彼女が言いだすのか、その前にここで言っている「彼女」って誰か?
それをお話する前にちょっとだけ、今の私のヴェネツィア滞在方法を説明しておきます。
私は今、ホームステイをしています。つまり、ヴェネツィアーノと一緒に住んでいるのですが、基本的に生活の内容は独立していて料理は自分でするし、掃除も自分でする。
ただし、うちの場合洗濯だけはホストマザーがやってくれます。
なぜか?
それは…
洗濯機が古すぎて、ホストマザーじゃないと使えないから。
…と、私はここに来た当初、「コツがいるから、これを使うのは私だけよ」と言われたのです。つまり、いつでも自由に洗濯ができるわけじゃないんです。
確かにそれを動かしている時の様子を見ていると、終わった後は道具を全部乾かしてとかなんやらやる事がたくさんあるみたいで大変そう。やる手間が多いから、彼女も洗濯物がある程度たまらないと動かしてくれません。
そこで日本人の場合(いや、私の場合ですね!)どうするか。
手洗いすることになるのです。いえいえ、大した手間ではありませんしね(汚れがちゃんと落ちてるかは知らんが…)。数カ月も住んでいると「そんなもんさ」と慣れるのが私でした。
ところが、数か月住んでいる私ならまだしも、普通の学生は長くて1カ月、普通は1、2週間くらいしかいません。この状況を飲み込むのにちょっと時間がかかるんですね。
「じゃあ、言えばいいじゃん!」
…と、言いたいところなのですが。ホストファミリーは家を留守にすることが特に夏は多く(彼らにとってヴァカンス中ですからね)言いたくても言えない状況に。
さて、現在もうちのホストファミリーは旅行に行ってる最中です。予定では昨日帰ってくる予定だったんですが、まだ帰って来ないんですね。たぶん、今日で5日目…かな?
困ったのが前述したドイツ人女性(と、彼の旦那さん。今うちは三国同盟中なのですふふふ)。
独女「着る服がもうないのよ…」
日R「洗濯機は使えないから、手で洗うしかないよ」
独女「もう何回かやってるけど…」
手洗いし辛い素材もある。んー、分かるけど。。
独女「いつ帰ってくるのかな、彼女(ホストマザー)」
日R「4日後って言ってたから昨日のはずなんだけどね(でも、こういうことは今までもあったさ)」
独女「Lei è l'itariana...」
日R「ははは(苦笑(言っちゃったーーー)」
この、ドイツ人が言うと説得力がある感じたまりません。
明日には(今日には?)帰ってくるといいねぇ。。。
時間にルーズ…というか大体、な感じなのですよね。わかるわかる。私も今日、偶然ヴァポレットの駅で見つけたブラーノ島のお祭りのポスターに「ジャズコンサート・16時半から!」と書いてあったので遠いのにわくわくしながら行ったら、まず場所がpiazza(広場)というかsulla strada(道の上)だし、全然始まらないし、あげく「18時からはじめまーす♪」ってなめてんのか!!!!
…と帰ってきてしまいましたよ。
落ち着いて、落ち着いて、ここはヴェネツィア。
水の流れのように穏やかな気持ちを…
…保つのが難しいともあるんだい泣