敬語は日本人だって難しい。
Ciao!
イタリア人の友人に日本語の(特に敬語の)添削を頼まれて、やってみたのですが、敬語というのは本当にやっかいな物ですね…。
彼女に依頼されたのは、日本人の大学教授に送る文面についてなのですが…。
正直、日本人の私でも教授にメールを送るときには言葉を選んで書いているつもりですが、それでも表現に迷うようなことはあります(私の知り合いには敬語の言葉を選び過ぎて、堅過ぎる文章になっている人もいますが…)。
また、イタリア語ではなんとも説明し難い曖昧な、言葉のクッションといえるような表現も入れるとなると今度は彼女からの質問があったときに、困る。
(幸いに質問はなかったけどね!)
彼女はその後、色々考えてしまって(たぶん、その教授とこれからやることについて)一晩寝れなかったんだって!でも、もし自分が逆の立場だったら…。
敬語があることによって、私たちは無意識の内に立場の上下をつけている。もしかしたら、それをゼロから学ぶ人には、自分がその扱いを間違える事でとても失礼な事になってしまうのかもしれないって事を恐れるのかもね。
…と言いつつ、私もナチュラルに目上の人に対してため口(アウトー)を言ってしまう事もあるし…。気をつけねば。